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北上小学校 ヨシ刈り体験、MC

  • riasnomori
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:2 日前

ーmission completeー


*本投稿の活動は、特定非営利活動法人東日本大震災こども未来基金からの助成金を活用して実施しています。同基金のHPはこちらです。 http://www.mirai-kikin.com/


 毎年続けているこの活動、というかふるさと学習。1年以上かけて行われている、右のようなプログラムの一環なのであります。

●北上川のヨシを自分の手で刈る

●自分の手で和紙を漉きあげる

●その紙を使った卒業証書を、小学校6年間のピリオドとして授与される

 2025年度のヨシ刈りもいよいよ本番です。引き潮の時間に、北上川の河川敷に降り立った5年生たち。鋭い鎌を手にして、頭から群れ立つヨシのその中へ突入していきました。はじめはおっかなびっくりだったけど、少しずつ刈り方がわかってきた様子。カリ、カリ。ショリ、ショリ。と乾いた音を上げながらヨシを刈り進みました。刈り跡は道となって、ヨシの谷間が出来上がっていきます。

 そう、僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る(by 高村光太郎)

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 刈ったヨシは束にまとめて、これもなんだか難しいのですが。指導してくださったのはヨシ刈りのプロは「なんにも難しくない」「勝手にほどけないように、でもほどくときには簡単にほどけるように」結わえるのだといいます。ああ、なんだか、みんな手がついていきません。考え込んでしまいます。


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束ねたヨシ、長いのに驚くほど軽い。それはストローのように(まさにイネ科の植物の幹は英語でstraw)中が中空だから。みんなで運んで、来年の干支文字をつくりました。堤防の上から見下ろして指示する係と、実働部隊に分かれて丁々発止。

「縦画からいきましょう」「次は上の横画」「もっと太く」はヨシ束を追加。「曲がってる、直してー」「どう直すのー?」ちょっと手こずりましたが、無事、「午-うま-」の一字をつくりました。

さあ馬偏に区と書けば、「駆ける」。次は、ヨシ紙漉きだ!みんなで走る一年にするよ。ごくろうさまでした。

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