継続よ力になって。ヒヌマイトトンボ環境創出
- riasnomori
- 6月9日
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2011年の東日本大震災で、宮城県がのっかっている「地盤」は60cmとか、70cmとか沈みこみました。でもその後に沈下は止まり、上昇に転じているのです。14年が経ったいま、旧河北町の計測値で、震災前よりプラス15cmも高くなったとか。地球の動きって凄んごいですね……(@_@)。
その影響を直接受ける生きものが、ヒヌマイトトンボという、レッドデータブックに載っている希少種。ご存知の通り、トンボの幼虫であるヤゴは水中生活者。これまでの生息場所が、川の水位よりも高くなってしまったら、もう生きられません。

人の手で改善できることはやろうじゃありませんか。ヨシ原に水路を掘り、ヒヌマちゃんが卵を埋める環境をつくる作業が、2015年から(株)建設環境研究所東北支社、宮城昆虫地理研究会の皆さんによって実施されています。[りあすの森]メンバー、今年もお力添え。
カラッと晴れ上がって暑い暑い、熱中症にならないように注意しながら、流木のまわりの泥を掘り込み、川の水面から続く「運河」を掘りました。みんな汗だく。でも1時間弱で、なんとかつながった。どうでしょう?気に入ってくれるかなあヒヌマイトトンボ。増えるといいですね。そう願いましょう。


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