毎年、北上小学校の5年生がトライする、北上川でのヨシ刈り(12月)と卒業証書用のヨシ紙漉き(年明け1月)。昨年から、山田一裕センセ(東北工業大学 環境応用化学科教授=水質分析とヨシ原研究の専門家)による、ヨシについての事前学習を催しています。


今年の5年生は、12名。助手を務める学生さんと山田せんせのレクチャーはストーリー仕立てで、わかったことをドリルのように書き込んでいくスタイルです。自然観察者の視点で、歴史を眺めて、人の暮らしの物語から、ヨシのさまざまなが伝わってきます。


後半は、ヨシ笛つくりに挑戦。山田センセのお手本では、ガチョウ(カモ?アヒル?)の鳴き声ような、ガーガーと大きな音が響きました。みんなでカッターを片手に、怪我をしないよう細心の注意を払いながらヨシをカットします。斜めの面に縦に切れ込みを入れて、紙を挟んでテープで止めて。さあ、プレイ!……あれ?!音がしない。
紙をはさみ直したり、削り直すところから始めたり。いろいろと試しているうちに、「グワー!!」鳴った。成功した人が出てきました。「ガッ」で途切れてしまう人、相変わらず鳴らない人。


「成功率3割くらいかな。一回で鳴らなくっても、それは当たり前なんです。売ってない道具は、手作りするものは、少しずつ工夫して、何度もトライして作り上げるもの。みんなのお父さんやおじいちゃんは、そうしてきました」と山田センセ。
「できそうだと思ったのにできなかった。練習してできるようになりたいです」「ヨシ刈りは初めてなので、稲刈りとどう違うのか確かめたいです」と、児童から。
今年のヨシ刈りは、12月13日です。晴れろ―晴れろ―。。。
Comments