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ヨシでSDGs(エスディージーズ)を学ぼう②。

  • riasnomori
  • 2021年11月23日
  • 読了時間: 2分

 多賀城市にある東北歴史資料館には、石巻市北上町から移築された茅葺き民家があるのです。ご存知でしたか? その茅葺き民家「今野家」で、ヨシと暮らしの深い関わりを学ぶ集いが催され、りあすの森も少々お力添えしました。コロナ感染対策もしっかりと行って実施された、その様子をお届けいたします。

 午前の部、午後の部、どちらも近隣の小学校から多数の参加をいただきました。ありがとうございます。 [主催]東北工業大学地域文化研究所 [共催]東北歴史博物館 りあすの森



■まずはその1 草や木、土でつくる「かやぶき民家」〜東北工業大学建築学科 中村拓巳准教授のお話

会場となった石川家は、茅葺屋根。北上川の河口に生えるヨシを刈り、それを積み重ねて形作った、いわば「草の屋根」。金属やセラミックといった工業的な素材がなかった頃、「海、山、川にある素材で住まいはつくられていたのです」と中村先生。それはとても理にかなった、自然を壊さずに保ち続ける暮らし方だったのです。ある意味で、かつての日本は環境先進国だった、と言えるのかもしれません。

■そしてその2 北上川に生えるヨシの生態を学ぼう!〜東北工業大学環境応用化学科 山田一裕教授

山田先生はヨシの研究者。植物としてのヨシ、ヨシ原に生きる生き物たち、そのヨシを使ってきた人の暮らしを長年にわたって見つめてきました。東日本大震災の後は、津波によって泥をかぶり消えたヨシ原を、根を植えることで増やそうと活動しておられます。毎年3メートルにも伸びるヨシは、「人が毎年刈って暮らしに役立てることで、また新しいヨシが芽吹き、ヨシ原は維持されてきました。里山というのを皆さんは知ってますか?人がかかわって維持されてきた景観なのです」と山田先生。屋根のみならず、また日本だけでもなく、世界中での使われ方を知っている「ヨシ博士」には、ヨシは決して時代遅れではない、環境産業にもなれることを教わりました。


■さらにその3 ワークショップ ヨシを使って「ほうき」をつくろう! 講師は、Fablab SENDAI FLAT の小野寺志乃さん。もんのすごくざっくり言うと、ヨシの穂先を束ね、紐でぐるぐる巻きにして完成(笑)。でもそこは手作り、全体を何センチにするか、柄をどこまで長く(短く)するか、束ねたヨシの穂先の仕上げ方……などなどで、同じほうきは2つと無い、すばらしくオリジナルなマイほうきが完成しました。

 今回参加したみなさん、いつか北上川河口のヨシ原も見に来てね。りあすの森が主催するヨシ刈りも参加できますよ、どうぞ。



 
 
 

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