ヨシを刈る。茅葺屋根が当たり前だった時代には、ごくごくふつうの営みだった光景も、暮らしの変化とともになくなって今へと続きます。時代の趨勢と言ってしまえばそれまでかもしれません。が、残し続けて生まれる新しい営みもあるのではないだろうか。そもそも「無くすべきではなかった」と気づいても立ち返る場所さえなくなってしまったことが、現代の生活には山盛りあるような気がしてなりません。ヨシナシゴトかもしれない随想を延々と思い返していたら、これは「由無し事」ではなく、「ヨシな仕事」ではないか、そうだそうだと1人で合点しました。そういう、中の人です。

決して脚光を浴びて花形になる活動ではないと思いますが、静かに静かに毎年続けてきた当イベント、今年はにぎやかでした。やっぱうれしいな♫ たくさん集まってくださると。 ヨシ原博士、山田一裕教授(東北工業大学 環境応用化学科)、中村琢巳准教授(東北工業大学 建築学科)と学生さんたちはもちろん。上流の岩手県滝沢市から、岩手山青少年交流の家のスタッフさん親子で。施設内に茅葺きの南部曲り家があるそうで、いずれは修復なども考えているそうです。他にも親子さん3組8名。大崎市松山から、文化保存会の皆さん8名。いまなお住み継がれている茅葺屋根を補修したい、との思いで本日の成果を松山へ持ち帰り、実際の茅葺きでフィニッシュしようというすばらしい取り組みであります。他にもご支援をくださっている方々、ありがとうございました!
天候は……冬! マイルドに吹雪く時間帯もあった中、およそ1時間30分、かじかむ手で皆さん頑張りました!




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