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岩手大学 人文社会学部 +岩手医科大学 フィールド学習

  • riasnomori
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

 日曜日の追波湾はカラッと晴れ上がり、水銀柱(デジタル以前の気温計!)はうなぎのぼり。「梅雨明けでは」という声もメディアから聞かれますが、本来の梅雨明けならこんなにカラッと爽やかなはずありません。もっと湿度が高い暑さであるはず。

 屋外活動にはもってこいの天気には違いなく、岩手県盛岡市にある岩手大学、人文社会学部の 塚本善弘教授(環境社会学研究室〜地域政策課程/環境科学課程)、岩手医科大学の全学教育推進機構長の松政正俊さんが、今年も学生の皆さんと流域フィールド学習のために来町されました。研究テーマは一貫して「震災復興、災害型の環境破壊(河口域とヨシ原の震災被害〜再生)、河口へ流れ来る大雨による濁流とゴミの問題、北上川で結ばれた流域連携」。14年を経てなお記憶も遺構も明瞭な北上川河口域を視察していきました。 まずは震災遺構大川小学校を見学・慰霊。



 北上川のヨシ原、釣石神社と進み、北上川河口の砂浜でゴミ拾いと清掃活動も実施。ゴミ袋10数個分のゴミを回収しました。ゴミが生じない社会、というのも現実的には難しいわけで、せめて容易に捨てない社会、適正処理がなされる社会でなくてはいけません。

 清掃後には北上町の拠点施設と防災住宅を高台に集約した「にっこり地区」、町の震災慰霊碑、相川地区で2度の津波を経験し、避難や移転の場所となった「集団地」を観て、南三陸町へと向かいました。

 [中の人]も、知っている限りのことをご説明いたしました。学生の皆さん、ありがとうございました。昨年も思いましたが、よい仕事と他者にやさしいを、ぜひみなさんの学びで実現してください。

 
 
 

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