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岩手大学社会学部、恒例のフィールド学習&清掃活動。

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北上川の流域面積は10,150平方キロ。 うち岩手県域はざっと7,800平方キロ(77%)。 宮城県域は2350平方キロ(23%)。23%中の15%は迫川、江合川流域で、これらの水はすべて旧北上川を通して石巻市街地河口へ流れます。

「中の人」が追波湾河口へ注ぐ北上川の水を単純に面積比で計算するしたところ、岩手の水:宮城の水=10:1くらいになるのです。実際は積雪地帯の奥羽山脈の雪解け水がすごい量なので、岩手の水量はもっと多いでしょうね。ほとんど岩手流域の水と言ってもいいくらい。そう。北上川の全岩手県流域と、ここ石巻市がどれだけ密接につながっているかおわかりでしょうか。


岩手大学人文社会学部の塚本善弘教授ゼミ(環境社会学研究室〜地域政策課程/環境科学課程)では毎年夏、北上川河口である石巻でのフィールド学習を実施されています。そのテーマをざっと並べてみましょう。「震災復興、災害型の環境破壊(河口域とヨシ原の震災被害〜再生)、河口へ流れ来る大雨による濁流とゴミの問題、北上川で結ばれた流域連携」……どうです?遠大でしょう?


今年もこの6月末の吉日、岩手医科大学の松政正俊教授他も同行しやってきてくださいました。足取りをダイジェストに紹介いたします。ダイジェストと言っても、2日間フル充実のプログラムでこれまたびっくりしますよ。 24日は登米と石巻の市境にある北上川・旧北上川の分流施設。ここには東日本大震災で破壊された北上町の巨大な鋼鉄製水門がそのまま展示されています。次は石巻市内へ移動し、震災遺構門脇小学校→南浜復興公園→日和山公園。代表的な復興商業施設であるいしのまき元気市場と周辺の浸水堤防も見学しました。宿泊は、追波湾テラスです。いや初日だけでもみっちみちですね(^^;


25日は震災遺構大川小学校の見学・慰霊からスタート。そしてこれも恒例になっている、北上川河口近辺でのゴミ拾い清掃活動です。今年は石巻専修大学の理工学部生物学科からも、阿部博和准教授と生徒さんも助っ人に。大物ゴミはホイール付きの廃タイヤが1本だけ。他は細かいプラごみが中心でした。なんだか、パキパキと小さく割れたものが多いですね。環境に出てしまう前に適正処理がいかに大切かわかります。




清掃後は、北上川テラス七間倉でランチ。北上町震災慰霊碑、北上町の拠点集約と高台移転の地「にっこり地区」、橋浦地区でヨシ原の被害と再生状況を視察。十三浜相川地区では、昭和三陸津波の後に集団移転した高台「集団地」も視察し、南三陸町を経由しての帰路につかれました。

参加の各位、ありがとうございました。お疲れ様でした。今回の学びを役立て、暮らし良い社会をつくってください。









 
 
 

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